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一神教としてのキリスト教の原罪を忘れてはならない

『侵略の歴史』この500年、白人は世界で何をしてきたか  清水馨八郎   つづき

身の毛もよだつ「異端審問」の実態

異端審問=日本では宗教裁判と訳されている
中世はヨーロッパの暗黒時代といわれる。その暗黒の大半は、ローマ・カトリックの狂信に由来する。キリスト教の「異端審問」の酷しさは、密告、拷問、火刑となって、ヨーロッパ世界を恐怖の底に陥れた。
第一:密告の奨励。他人を密告することは、聖職者の信頼を勝ち取り、自己の保身になる。密告社会ほど人間同士が信頼できぬ暗黒の恐ろしい社会はない。
第二:拷問の承認。なぜ愛を説くローマ教会で拷問が頻繁だったかというと、ここにも十字軍魂がある。教会は神の代理人であり、教会が用いる拷問は「神の名において」行われ、「神が欲し給う」ことなのだ。だからどんなひどい拷問をしても許される。
第三:刑罰の厳しさ。火あぶりの火刑が代表的。火刑も、絞殺してから火刑にするものと、生きながらの火刑がある。オルレアンの聖女・ジャンヌ・ダルクは、魔女として、生きながらの火刑を受けた。
中世の教会の魔女狩りとその裁判ほど残虐、残酷なものはない。魔女は告発、密告、世間のうわさだけで簡単に決められてしまったからだ。嫉妬、憎悪、不信の社会で「あの女は魔女だ」と言われただけで犠牲にされる恐ろしい時代だ。教皇イノケンティウス8世が1484年に魔女裁判を公認してから以後200年で、無実の罪で死んでいった犠牲者は300万人から900万人と諸説があって、永遠の闇の中である。これほどの凄惨な女性受難史は世界にない。
ヨーロッパ世界を混乱させ、人々を不幸に陥れた戦争は、すべて宗教に由来するといってもよい。十字軍戦争がその代表であるが、いつ果てぬとも知らぬ世界最長の百年戦争も三十年戦争も、七年戦争も、旧教と新教の紛争のユグノー戦争もみな宗教戦争である。
ヨーロッパの大衆は戦争の犠牲を受け続けただけでなく、異端審問や魔女狩りなどでいかに多くの人々が宗教の名において悲惨な目にあわされたことか。
人間を幸せにするはずの宗教が、逆に人間を不幸におとしめるという意味で、ヨーロッパほどひどいところは世界にない。その不幸を近世になって世界中に広めることになったのである。今こそ世界史におけるヨーロッパの原罪を徹底追及しなければならない。その中で一神教としてのキリスト教の原罪を忘れてはならない

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