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光の少ない冬期のロンドンでは、スモッグが加わり、あたりは陰惨というより凄惨の気が漂う

『侵略の歴史』この500年、白人は世界で何をしてきたか  清水馨八郎   つづき

なぜ、白人は侵略的なのか――その歴史、宗教、風土から、原因を探る

人間は環境の子であるといわれる。世界の多様な人種、言語、宗教、社会、文化、歴史の違いを決定するものは、その地理的位置と気候風土であるとみて間違いない。
世界には砂漠の国、草原の国、大森林の国、極寒の国、灼熱の国と、様々な厳しい環境の国がある。日本の環境は、光と水と土と緑の調和した極めて恵まれた地上の天国といってもよいほどなのに、国民はこれを当然のことと思い、特別感謝していない。
西洋の主要都市の緯度は、樺太の50度線よりさらに北に位置する。これらは、私たちには想像もつかないほど、冬の太陽光の乏しい町である。花の都パリでさえ、49度という高緯度の都である。
日本では、太陽は真冬でもさんさんと輝く。冬、ロンドンから帰った人が、東京(北緯35度)の空の明るさ、光り輝く太陽のあまりの明るさに、眼がくらみそうだと感動するほどだ。光の少ない冬期のロンドンでは、スモッグが加わり、あたりは陰惨というより凄惨の気が漂うと言われている。日が出ても「月光」のような鈍い光にすぎない。どんよりとくすんでいる。西洋を包むこのくらい陰惨な風土は、その民族の心情に底にも、かげを落としているに違いない。
欧州や地中海沿岸地方では、年間の降水量が日本の1/3、ないし1/5と少ないうえ、その雨も冬に多く、夏は少ない。野の雑草は枯れ、日本の野辺のように虫がすだき、草葉が朝露に濡れるといった「わび」、「さび」の風情は出てこない。
欧米の大地は日本よりはるかに高緯度にあって氷河時代に氷食作用を受け、地殻の内部が地表に露呈し、片麻岩のような硬い岩石が地表にむき出している。人々はこの岩を打ち砕かねば町も道路も耕地もできない。泥が全く混じらぬ一枚岩の上にこそ、ニューヨークの摩天楼といわれる超高層ビル群が立ち並ぶことが可能になったのである。この硬い岩を打ち砕くためにダイナマイトの発明がとりわけ歓迎された。
これに対して日本人は、河川が運んできた土砂が、湖水や谷、浅海を埋め立ててできた沖積平野に住んでいる。泥のつまった堆積土であるために土壌はやわらかく、植物の栄養をたっぷり含んでいる。日本ではダイナマイトは不要である。
ヨーロッパの石の土壌から豊かな稲作文化など、生まれるはずがない。農耕文化には不適である。


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