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戦後日本の学界、社会一般に見る世界史は、またしても西欧優先絶対主義の思想で貫かれ・・・

『侵略の歴史』この500年、白人は世界で何をしてきたか  清水馨八郎   つづき

明治政府が招いたお雇い外国人教師の功罪

ヨーロッパ白人の、非白人に対する残虐非道ぶりは、コロンブスのアメリカ大陸到着、ピサロやコルテスによる印化やアステカ帝国の滅亡の悲劇、アフリカの奴隷狩り、アメリカ・インディアンの抹殺から大東亜戦争における無防備都市の無差別爆撃、広島、長崎の原爆投下による大虐殺まで一貫している。
この西欧文明の一大暗黒面を白日の下にさらす作業は、日本では残念ながら、大東亜戦争の敗北によってタブーとされてしまったために、行われないままになっていた。ここにおいて、戦後日本の学界、社会一般に見る世界史は、またしても西欧優先絶対主義の思想で貫かれて、非白人から、日本からの世界史は、封印されてしまったのである。
なお、川勝平太氏(国際日本文化研究センター教授)によると、日本の西洋史、世界史における西洋中心主義の偏見は、明治20年から帝国大学で招いたお雇い外国人教師ルードヴィッヒ・リースに遡るとのことだ。
彼の講義が日本における近代歴史学の誕生だったのである。彼は近代歴史学の父と言われたランケの高弟だが、そのランケは世界史講義の中で、アジアを蔑視、敵視し、アジア野蛮論を説き、西洋優位支配の正当性を述べている。西洋は善であり父であるという、西洋から見た世界史の伝統が、帝大の西洋史のリース教授を通して、現代の教室にまで尾を引いているのは不幸なことである。
お雇い外国人の月給は、当時の大臣クラスに当たる参議の大久保利通とほぼ同額であった。その数は527名にも及んだ。これらは、英米独仏等の欧米からだけであった。帝国大学の各分野の学問の基礎は彼らによって形作られた。これでは西洋礼賛一辺倒になるのは当然である。
戦後、マッカーサーが進駐するや東大教授の中には、保身のためマッカーサーにすり寄り、日本の文化伝統を蔑視し、欧米賛美の反日的、裏切りの売国奴を多く出した。谷沢永一氏が「悪魔の思想」(クレスト社)で指摘した横田喜三郎、丸山真男、大内兵衛などの法経学部教授のみならず、史学、人文系(林健太郎)の学者にもこれらのタイプが多く見られることを、心ある日本人は早くから見極めていたのである。
歴史は勝者によって作られる。
日本から見た世界史、東洋から、広く有色人種から見た主体的な世界史に書き直さねばならない。

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