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アテルイ・モレ祭  (更新して再)


阿弖流為と田村麻呂  

―心と心のつながりに託すもの―         

京阪電車の「牧野」駅から東にゆるやかな坂を少しばかりのぼりつめた所に、春には桜見者の人たちでにぎわう「牧野公園」があります。
歴史に名高い片埜神社(かたの)の北側に位置するその場所に、地域の人たちの熱意ある呼びかけにより、平成19年(2007年)3月に、

「伝 阿弖流為(あてるい) 母禮(もれ)之塚」が建立されました。


牧野公園の大きな山桜と樫の木の根元には、古くから、「阿弖流為と母禮の墓」 と伝えられてきた首塚があります。

(郷土歴史教材より)



平成19年3月4日の除幕式では、実行委員会にも名を連ね、顕彰碑に「伝 阿弖流為・母禮之塚」という碑文を刻んだ
京都清水寺、森清範貫主も参加し、

「この碑は単なる碑ではありません。
鎮魂の碑です。
アテルイが亡くなってから1200年。アテルイの心が生まれ変わったものです」
と喜びの声を伝えました。
(枚方市広報より)


当初は碑にしようとの話もあったそうですが、清水寺の森清範貫主様が、
「ここが処刑されたとされる由来の地であるから、碑ではなくて、塚(=墓)にしなくちゃいけない」、として、塚になったそうです。


そして「アテルイ・モレの慰霊祭」が第1回目行われた、平成19年(2007年)9月23日というのは、旧暦でいう8月13日、奇しくも、
アテルイとモレがここ河内国(枚方)で処刑された日、命日だったそうです。

それ以来、毎年9月23日には「アテルイ・モレ祭」として、慰霊祭が行われています。

そして今年2013年9月23日は、第7回目のアテルイ、モレ祭が例年通り牧野公園で行われました。
09230013.jpg

ご神事の後は、地元の幼稚園児から高校生による歌や踊り、演奏、武道披露、紙芝居といった、催しが行われます。
慰霊祭というと、偉い人が来賓で来て、ご神事や仏事が執り行われて終わるケースが通例でしょうが、
ここ枚方の牧野公園の場合は違っています。

大人がやるんじゃなくて、子どもたち中心、育つ子どもの大切な体験学習として、という想い、

アテルイ、モレは庶民のリーダーだったのだから、この庶民的にこのスタイルで、
アテルイ、モレという人物のことを地域で語り継いでいこうという想いなんだそうです。
学校は年度で校長先生から諸先生、子どもが変わるから、毎年毎年学校にあいさつに行って話をしてつきあってきているんだと、会長さんはおっしゃってました。

地元の東北とは違って、ここ大阪では、
アテルイ、モレっていうと、
何ですか?
食べ物ですか?地名ですか?
という具合ですから、そこからなんです、とも。

09230007_Ed.jpg

最初は、塚保存会の方々が司会進行とやっていたそうですが、
ある時点から、司会は地元の学校の教頭先生にバトンタッチ。^^
片埜神社の宮司様はご神事の後、すぐ着替えて、音響、設営など裏方に奔走されています!


前の写真で塚の奥に見える高地の木のもとにあるのが 首塚です  
       (2013.9.23 第7回アテルイ・モレ祭で撮影)
09230015.jpg


現在は、少しもり高になっているだけの感じですが、古くは古墳で、荒れており、人も来なかった。
淀川の洪水の時にここからごっそり土を持っていった。ところが、この塚のところの土を掘り起こそうとすると、決まってブルドーザーが
動かなくなるので、みな恐れて、それからも踏み入れなくなった。

ある霊感のある女性が、「ここにはすごい人が祀られている」 と訴えたそうですが、
「そんな精神的なことは、、、」 と町や市は相手にしなかった。



郷土歴史教材では、一つの課題を子どもたちに提起しています。

「みなさんがもし坂上田村麻呂だったら、
敵でありながら、固い友情の絆で結ばれたアテルイのために、アテルイの最期の地を選ぶのに、どう考えて選びますか?」 
と この郷土歴史教材は、子どもたちに語りかけています。

伝 阿弖流為・母禮之塚保存会の会長さんは、こう考えるそうです

この牧野公園すぐ隣には片埜神社があり、昔はこの辺一帯は神域でした。
(理由1 葬った地が、後世、荒らされるようなことがあってはいけない)

牧野公園近隣に、九頭神寺の址が残されています。当時は140m四方の伽藍があり、東大寺クラスの貫主のいる寺だったそうです
(理由2 供養のこと まつりごとが篤く行われるように)

この辺り一帯には、古代、土師氏(はじ)といって、古墳を作ったり葬送儀礼に携わる者が多くいたそうです。
(理由3 墓がちゃんと保存されるように)


伝 阿弖流為・母禮之塚保存会の会長さんは、普段から、ふっと立ち寄っては、こうして塚の前で時を過ごされてる、いつもおそうじされてるそう。

会長さん曰く
「もう1200年経ってますから。(アテルイ、モレは)もう神さまになっていると思うんです。
神さまですから、いつもきれいにしておかないと。。。
塚を建てた、その後をお守りしていくということ。
自分が守っているとか、やましい気持ちがあったら、とてもできません。
とにかくいつもきれいに。
これがわたしのやれることです。」


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