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僕の死に方  エンディングダイアリー500日

先日、仕事でお客様より、
「今、終活(しゅうかつ)の準備をしているんです」ということで
自作の動画の作成をお手伝いしました。

就活ならぬ「終活」、、こんな言葉も巷で出るようになったのですね。

でも、この方の終活には、たいへんな衝撃とある種の希望のようなものを感じました。


昨年41歳で亡くなられた、
流通ジャーナリストの  金子哲雄さん

僕の死に方 エンディングダイアリー500日

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金子さんは、肺カルチノイドという急性の難病になられ、最初の受診で余命0「いつ死んでもおかしくない」と告知される。

それから最期までの約500日。

金子さんは、病気のことを公表せず、その後も仕事を続けました。

死ぬまで仕事をしたい、との思いから病気の事は人には知らさずにいたそうです。

非常におやせになった時、あくまでも「ダイエット」と言い切り、笑いにすらしていたといいます。

入院はせずに、在宅で療養。往診の医師、看護師、奥様の介護による闘病生活。

延命治療はいっさい受けない。

死の一か月前から、この本の執筆を始めたそうです。



そしてなんと、亡くなる4時間ほど前まで、仕事を続けていたそうです。



また、自身の葬儀の手配から奥様の新居の手配、会葬お礼状もご自分で書いて準備された。



余命0の宣告を受けた後、最期の500日に突入するまで、

突入してから、金子さんの心中はいかばかりであったか。

推し測ることが、まったくできません。



想像を絶する絶望感と、しかしそれと同時進行で、

ご自身の内々から、

身もよじれるようなミラクルファイトなエネルギーが

コンコンと湧きおこっておられたのではないかと想像します。



金子さんが、発病なさる前にどのような死生観をもっておられたかは分かりませんが、

人生、生活の中で経験するさまざまな哀しみ苦しみ、学びなどから、

人は自分の死ということを

平素から想像したり、準備したりできうると思います。


たとえば、余分なお金がまったくないために、病気になったら人生終わりの時。
治療費など払えないから、病気の進行にまかせて、とか

クスリや治療が始まるとかえって病的な自分に深まっていくだろうという考えから、医者にもかからない、自然にまかせる、自分で治す、とか

人生の長い期間のさまざまな経験から、死というものがこわくないという感触が身につきつつある、さまざまな意味において、死に向かいながら毎日を生きている、とか

これは何も老後になってからおこることではないと思います



価値観、人生観、世界観、みなそれぞれ違っていますが、

自分の死というまさに究極事態に直面したとき

普段の自分には見られなかったエネルギーが自分の内から湧きおこるのかもしれません。


そしてそのエネルギーは無限だと思うのです。


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「自殺対策を推進する議員の会」が発足  ライフリンク

【LL News 116】「自殺対策を推進する議員の会」が発足
ライフリンク・メールニュースより

こんにちは。ライフリンク事務局の松谷です。
先日、国会では党派を超えた議員連盟「自殺対策を推進する議員の会」が発足しました。今日は主にその点についてお知らせします。

1.「自殺対策を推進する議員の会」が発足
2.「ライフリンク学生インターン」説明会を開催
3.近日中の講演予定

なお、これまでに配信された【LL News】はこちらで見られます
http://blogs.yahoo.co.jp/lifelink_2010/


◆◆◆
(転送歓迎)

1.「自殺対策を推進する議員の会」が発足

これまで国会から現場本位の自殺対策を後押ししてきてくれた「自殺対策を推進する議員有志の会」が、新たに衆参の壁を越えた超党派の議員連盟「自殺対策を推進する議員の会」へと発展することになり、23日に設立総会が開かれました。総会では、昨年改定された「自殺総合対策大綱」で“地域レベルの実践的な取組を中心とする自殺対策への転換”が謳われたことを受け、議連としてもその動きを後押ししていくことが確認されました。
会長には、自殺対策基本法の成立から尽力してきた自民党の尾辻秀久元厚労相が就任。昨年15年ぶりに年間の自殺者数が3万人を切ったことを受け、「努力を続ければ少しずついい方向に向かっていくことが証明された」として、今後も対策の推進のため、力を結集するよう呼びかけました。
議連には各党から約50人が参加。総会では、若年層の自殺対策や、地方議員や首長への働きかけ、地域の自殺統計の周知徹底、今年度で打ち切られることになっている「地域自殺対策緊急強化基金」等の財源の確保など、様々な課題について積極的な議論が交わされ、今後具体的に取り組みを進めていくことが確認されました。
清水代表も議連のオブザーバーに就任。警察データの公表や東京都足立区のような対策のモデルが出来つつあることなどにより、「地域の生きる支援が充実してきている」とし、社会的な自立軌道に乗り出した対策の流れを止めないよう、要請しました。
尾辻議員は最後に、自らもがんに侵されながら、命を削って基本法を成立させた故・山本孝史民主党参院議員の言葉を引用し、「『守れるべき命は何としても守らなければいけない』、まさにその思いで(自殺対策を)推進していこうと思う」と述べ、会を締められました。

▼当日の様子については、清水代表がフェイスブックにもまとめています。
https://www.facebook.com/shimizulifelink?fref=ts


◇◇◇
2.平成25年度下半期「ライフリンク学生インターン」説明会を開催

ライフリンクの学生インターンの説明会を、10月30日(水)と11月3日(日)の2回開催します(いずれかへの参加で大丈夫です)。上半期のメンバーは、日常的な事務作業の補助や、「就職活動に関する意識調査」のメンバーとしても活躍してくれました。下半期のみなさんにも日常的な作業からイベントの運営までを担っていただきたいと思っていますので、興味のある方はぜひお申し込みください。

▼開催日時
1)10月30日(水)19:00~20:30(18:45受付開始)
2)11月3日(日)17:30~19:00(17:15受付開始)

▼場所
ライフリンク事務所(飯田橋駅徒歩7分)
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-8-5 多幸ビル九段5階
http://www.lifelink.or.jp/hp/bureau.html#office

▼対象
自殺対策(生きる支援)、ライフリンクの活動に関心があり、「自分も何かできれば」という意欲のある大学生、大学院生

▼申込み
参加を希望される方は、下記フォーマットに記入の上、各開催日の3日前までにお申し込みいただけるとありがたいです。件名は、「【申込】○/○学生インターン説明会」としてください。※○には参加希望の日を入れてください。
-----------------------------------------------------------------
ここからメールを切り取り、必要事項をご記入の上、info@lifelink.or.jp に送信してください。
-----------------------------------------------------------------
「ライフリンク学生インターン説明会」への参加を希望します。

1.お名前(ふりがな) :
2.学部・学年     :
3.連絡先電話番号   :
4.参加希望日    :
-----------------------------------------------------------------
(ここまで)


◇◇◇
3.近日中の講演予定

■福岡県 こころの健康づくり大会
清水代表が、「地域の『つながり』が命を守る」と題して講演します
日時:11月2日(土)12:30~16:00
場所:早良市民センター(福岡市早良区百道2-2-1)
申し込み:氏名、団体、電話番号を明記の上、FAXで「福岡県健康増進課こころの健康づくり推進室(FAX:092-643-3271)」まで申し込む。当日参加も可能。
問い合わせ先:こころの健康づくり推進室(TEL:092-643-3265)
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/b01/kokoronokenko.html

■早稲田祭トークイベント「JISATSU NO OWARI(ジサツノオワリ)」
清水代表が、他2名のゲストとともに登壇します
日時:11月3日(日)15:00~
場所:早稲田大学14号館 501教室(新宿区西早稲田1-6-1)
https://twitter.com/qoonwaseda

■講演会「『もういちど生きていこう』と思える社会づくり」
清水代表が、「自殺予防の先進的取り組み 足立区の事例から」と題して講演します
日時:11月4日(月・祝)13:20~16:50
場所:山梨県立大学 飯田キャンパス講堂(山梨県甲府市飯田5-11-1)
問い合わせ先:甲斐の杜法律事務所(TEL:055-235-9880)
※問い合わせの際は、「自殺予防ネットワーク山梨の記念講演について」とお伝えください。

■これからのくらし仕事支援室講演会
清水代表が、「自殺白書から見える日本の現状と伴走型支援ができること」と題して基調講演し、パネルディスカッションのコメンテーターを務めます
日時:11月9日(土)14:00~16:30
場所:岩手県水産会館 5階大会議室 (盛岡市内丸16-1 5階)
申し込み・問い合わせ先:これからのくらし仕事支援室
※11月5日〆切。先着順
・郵便:〒020-0024 盛岡市菜園 1-12-18 盛岡菜園センタービル 5 階
・TEL:019-626-1215
・FAX:019-625-1545
・E-mail:info@korekura.jp
http://korekura.jp/news/news20131003.html

■朗読劇「兄のランドセル―いのちの政治家 山本孝史物語―」
清水代表が、本人役で出演します
日時:11月16日(土)14:00~
場所:能代市文化会館 大ホール(秋田県能代市追分町4-26)
入場料:前売2千円(当日2500円)
※能代市文化会館、能代市役所売店、一長堂書店、大丸不動産で販売
http://www.ytakashi.net/

■「生き心地のよい地域社会」をめざしてin新発田
清水代表が、講演します。
日時:11月17日(日)13:00~16:00
場所:新発田市交流センター屋内広場(新潟県新発田市中央町3-13-3)
参加無料、当日参加も可能。
申し込み:名前、所属(関係機関の方のみ)を明記し、11月8日まで下記まで申し込む。
・TEL:0254-26-8388(平日9:00~17:00)
・FAX:0254-26-0556
・E-MAIL:rengokkc@io.ocn.ne.jp(件名は「講演会申込」としてください)
問い合わせ先:下越地区労働者福祉協議会内 実行委員会事務局(TEL:0254-26-8388)
http://www.pref.niigata.lg.jp/shougaifukushi/1356764265837.html

■第50回佐賀県精神保健福祉大会・第43回唐津地区精神保健福祉大会
清水代表が、「いのちを守る―生き心地よい地域社会を目指して―」と題して講演します
日時:11月18日(月)13:30~16:00
場所:唐津市相知交流文化センター(佐賀県唐津市相知町中山3600-8)
無料、直接会場へ。
問い合わせ先:県障害福祉課(TEL:0952-25-7064)
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1019/ki-kikan-jimusyo/karatsu.html

■愛媛県地域自殺対策緊急強化委託事業
清水代表が、「自殺対策最前線~地域で考える生き心地の良い社会~」と題して講演します
日時:11月23日(土・祝)13:30~16:30
場所:松山市総合福祉センター5階中会議室(松山市若草町8-2)
無料、定員100人(先着順)。※要事前申し込み
申し込み:氏名、性別、年齢、住所、電話番号、職業、自殺予防活動への取り組みを明記の上、11月20日までに「松山自殺防止センター」宛てに申し込む。
・FAX:089-941-1890
・E-mail:mspc@samba.ocn.ne.jp
問い合わせ先:NPO法人松山自殺防止センター(TEL:089-941-1890)
http://www.spc-matsuyama.com/

■さいたまチャイルドライン公開講座
清水代表が、「生きづらさを抱えた若者たち~誰もが生きられる社会の実現を目指して」と題して講演します
日時:11月24(日)13:30~
場所:朝霞市産業文化センター2階研修室(埼玉県朝霞市浜崎669-1)
参加費:1000円
問い合わせ先:NPO法人 さいたまチャイルドライン事務局(TEL:048-486-7171)
http://saitama-cl.com/blog/

空也上人や一遍上人を過去の人とは思っていない


一遍上人語録 -捨て果てて-
坂村真民さん著
 より

わたしは人と少し違った人間だから、空也上人や一遍上人を過去の人とは思っていない。今も生きてわたしを導き、わたしを教え励まして下さっていると思っている。だから空也上人像のある浄土寺から、一遍上人像のある宝厳寺までの道を、山のべの道などと言って歩くのであるが、歩いていると三人で歩いているような錯覚を覚える。それは美しいひとときである。こういう民衆と共に生きた人たちは、ただ過去の歴史の中にだけにいるのではない。今も生きて、われわれに問いかけているのである。だから、その声を聞かねばならぬ。

一遍上人は先師空也上人から「捨ててこそ」という声を聞いた。この一言が一遍上人の全生涯を決定した。一遍上人はこの五字にすべてを賭けたのである。後年、空也上人の市聖に対して、捨聖(すてひじり)と言われるようになったのも、「捨」に徹したがゆえであった。

もともと「捨」は世尊その人のものである。仏教はこの「捨」によって生き続けてきた。


たくさん知る必要はない  一遍上人語録

一遍上人語録 -捨て果てて-
坂村真民さん著
 より

わたしはその人がどんな人であったとか、何を造る何を残した人であったとか、そういうことにはあまり関心はない。今生きていたら、何をし、何を作り、何を残したのであろうか。そういうことが一番の関心事である。

もし今の世に釈尊が生きていられたら、一遍上人が生きていられたら、何をし何を作り何を残されたであろうか、ということをいつも考え、絶えず思ったりしている。そうすると生き生きした姿で現前して下さるのである。

語録もまたそうである。けっして過去のものではなく、今の世のわれわれに何を求め、何を訴えているか、そしてそれを知ることによって救いともなり、励ましともなり、力ともなり、支えや光を与えてくれるものでなくてはならぬ。

一遍上人が、興願僧都(そうず)に示されたこの返書は現代のわれわれに与えられたものとして受け取り、実践してゆかなくてはならない。
ここでその全文をあげよう。



興願僧都、念仏の安心を尋申されけるに、書てしめしたまふ御返事

それ、念仏の行者用心のこと、しめすべきよし承り候。南無阿弥陀仏とまうす外、さらに用心もなく、この外に又示すべき安心もなし。

諸(もろもろ)の智者達の様々に立ちおかるる法要どもの侍るも、皆諸惑に対したる仮初(かりそめ)の要文(ようもん)なり。されば、念仏の行者は、かやうの事をも打ち捨てて念仏すべし。

むかし、空也上人へ、ある人、念仏はいかが申すべきやと問ひければ、「捨ててこそ」とばかりにて、なにとも仰せられずと、西行法師の撰集抄に載せられたり。これ誠に金言なり。

念仏の行者は智恵をも愚痴をも捨て、善悪の境界をもすて、貴賤高下の道理をもすて、地獄をおそるる心をもすて、極楽を願ふ心をもすて、又諸宗の悟りをもすて、一切の事をすてて申す念仏こそ、弥陀超世の本願に尤もかなひ候へ。

かやうに打ちあげ打ちあげとなふれば、仏もなく我もなく、ましてこの内に兎角の道理もなし。善悪の境界、皆浄土なり。外に求むべからず、厭ふべからず。

よろづ生きとしいけるもの、山河草木、ふく風たつ浪の音までも、念仏ならずといふことなし。人ばかり超世の願に預るにあらず。

またかくのごとく愚老が申す事心得にくく候はば、心得にくきにまかせて愚老が申す事をも打ち捨て、何ともかともあてがひはからずして、本願に任せて念仏したまふべし。

念仏は安心して申すも、安心せずして申すも、他力超世の本願にたがふ事なし。弥陀の本願に欠けたる事もなく、あまれることもなし。この外にさのみ何事をか用心して申すべき。ただ愚かなる者の心に立ちかへりて念仏したまふべし。
 
 南無阿弥陀仏                                        一遍 

 興願僧都



念仏の行者で一番心に留めておくべきことは、南無阿弥陀仏ととなえるほかに何もないのである。昔から今日まで立派な人たちが定められた仏法の要義も、しょせんはかそめのもので、真の念仏の行者は、そんなものは皆捨ててしまえばいいのである。わたしの先達である空也上人も、ただひとこと、捨てることだ、と言われたとある。これはまったく黄金のような言葉である。念仏の行者は、智恵も愚痴も、善悪の境地も、貴賤高下の道理も、地獄を恐れたり、極楽を願うたりする心も、悟りも、すべて捨てて申す念仏というものが、阿弥陀仏の本願に一番かなうものである。此の心を心として声高らかに称名すれば、この世が浄土である。宇宙すべてのものは仏と一体となり、念仏をとなえているのである。もしわたしの言うことに納得いかないなら、それもそのままにして念仏を申しなさい。肝心なことは、愚かな者の心になって念仏を申すことである。


まったく大河の流れるような名文である、いや手紙である。擾乱(じょうらん)の鎌倉時代に生きた人間の凛々(りんりん)とした気迫気概が、一語一句の中ににじみ込み、一遍上人独自のリズムとなっている。
いつもわたしは誦するたびに思う。一遍上人を知るには、もうこれだけでよい。これが本当にわかり、日々の生活の上に実践できたら、もうこれ以外には要らないではなかろうかと。そうなにもたくさん知る必要はなく、いや知れば知るほど、かえって迷う。信仰というものは一切を捨て一切を忘れ、幼な子の心に還ってゆかねばならぬ。そうでない限り、本当の安心は得られないものだ。
真理はひとつ。
信仰もひとつ。
弥陀という言葉がしっくりしないならば、造物主といっても、大宇宙といってもよかろう。この思議(しぎ)することのできない神秘なるものへの、敬虔な心を もって感謝し生きてゆく、それがわかるだけでも、どんなにか、この世が美しくなるであろう。
わからない所が少々あっても、声に出して朗々と誦しているうちに、すべてを任せて生きてゆく不思議な力と救いとが生まれてくるであろう。そうすると地獄も極楽になり、困苦も恩寵(おんちょう)となるであろう。

中略

ただ愚かなる者の心に立ちかへりて念仏したまふべし。

この結びの言葉が、わたしにはしみいるようにひびいてくる。聖書にも、幼な子のような心になれ、幼な子のように自分を低くする者になれ、と言ってある。東洋の宗教も、西洋の宗教も、みな同じである。一遍上人も自分を愚老と言っておられる。

もう一つの世界を創り出す  一遍上人


一遍上人語録 -捨て果てて-
坂村真民さん著


合掌された手には数珠さえない。足にも何一つなく跣(はだし)である。こんな素朴な祖師像がほかにあろうか。捨てきった人の素直さそのものだけが存在するお像である。

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今はなき、四国松山、宝厳寺の一遍立像


よろず生きとしいけるもの 山河草木 ふく風たつ浪の音までも 

念仏ならずといふことなし



ああ一遍上人は詩人だなあ、と、この言葉を誦するたびに思う。本当の詩人とは、このような人をいうのである。こういう人が日本国中にふえてきたら、どんなに明るく、どんなに楽しく、どんなに毎日が生き生きしていることであろう。お釈迦さまがお説きになった教えそのままを受け継いでいる方だと、わたしは救われる思いがする。


鳥の鳴く音が念仏になり

風の吹く音が念仏になる。


そういう世界を一遍上人は、われわれに示してくれている。世を捨て妻子を捨てた山頭火でも、


山あれば山を観る

雨の日は雨を聴く

春夏秋冬

あしたもよろし

ゆふべもよろし


と歌っている。世の中が騒音や組織の中で息もつまりそうになればなるほど、人々の心のなかに欣求されるのは、このやすらぎではなかろうか。・・・・・・・・

本当の救いというものは。このような自由無礙(むげ)なものでなくてはならぬ。組織があったり、制約があったりでは救いとはなれぬ。わたしは広々とした天地の中に生まれてくるものを浄土と呼んでいるのであるが、人は自分の心の中に、それぞれの浄土を作ることによって、現実を越え、もう一つの世界を創り出すことができるのである。そうなると、その日から新しい世界がひらけ、新しい自己が生まれ、生きることが楽しくなり、生まれてきたことがありがたくなってくる。

捨て果てて   一遍上人語録


一遍上人語録 -捨て果てて-
坂村真民さん著


・・・・・遊行腑算(ゆぎょうふさん)の一遍独自の念仏行が開始され、野に臥し草をしとねとし、粗衣粗食に甘んじ、決定往生(けつじょうおうじょう)六十万人の発願に燃えながらの困苦難渋の旅が続けられ、さすがの頑健な体にも流転流浪の疲れが生じ、神戸の観音堂で五十一歳の生涯をとじたのである。といい

思うに一遍の偉大さは、一山にこもり堂塔伽藍(どうとうがらん)を建てることもなく、国家安泰を祈願し、自己の栄達を図ることもなく、また悟りの深さを書き残すこともなく、橋をかけ池を作ったりすることもなく、一切を捨てて諸国を遊行(ゆぎょう)し、無差別平等の真の念仏を伝え、一人でも多くの人に浄土行きの腑算札(ふさんふだ)を配り歩いたことである。こういうことは、そう誰にもできることではない。一遍上人独自の生き方である。

わたしは宗教というものは、どう生き、どう死ぬかであると思っている。だから上人のこうした生き方に、特に心ひかれるのである。

    中略

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13世紀の京の賑わいの片隅に「乞食」「非人」「病者」(ハンセン病者や身障者 覆面姿をしている)
の集団が描かれているのを見つける。「浄、不浄を嫌わず」「信、不信を選ばず」一遍は誰にも差別せず、救済を説いた。

わたしが一遍上人を、この人こそわたしの先達だと感じ取ったのは、非人乞食の者たちと思われるのが、(一遍上人が)お堂で説教されているのをじっと目をひらかせ縁の下で聞いている、その絵(一遍聖絵)を見たからである。非人乞食にもこの人の本当の偉さがわかるのである。いや立派な衣を着た者たちよりも、人間ではあるが人間としてのあつかいを受けない彼らは、直感的に人間のよしあしを見分ける鋭いものを持っている。その彼らが、この方は本当にわたしたちを知って下さっている、そういう目で、そういう耳でじっと聞いているのを見たとき、ああこの人こそわたしが求めていた真の先達であると思った。

どん底から人を見る目、上から見るのではなく、下から見る目、これはわたしの特性とも言ってよいのであろうが、この非人乞食の絵(一遍聖絵)にわたしはすっかり魅せられてしまった。



アンパンマンは、やなせ先生の戦争体験から生まれた 

アンパンマンの生みの親、
やなせたかし先生が、10月13日に94歳でお亡くなりになりました。
アンパンマンの作者がこんな年配の方であることに驚くと同時に、
アンパンマンに込められた想いを知り、改めて
やなせたかし先生という方の仕事(偉業)を少しでも多くの人と共有したいと感じました。

 ~  。 ~  。 ~  。 ~  。 ~  。 ~  。 ~  。 ~  。 ~  。 ~     

やなせ先生がサラリーマンから漫画家になられたのは、34歳のとき。
三流漫画家(自称)として活動され、絵本作家に転向したのが、50歳のとき。
「あんぱんまん」の第一作目を出版したのが、54歳のとき。
これだけでもかなりの驚きです。

そして、アンパンマンが初めてテレビ放送されたのが、69歳のとき。

ご自身、
「僕は70歳間近になって、やっとヒットした超遅咲き」とおっしゃっています。

70歳にして世に出るなんて、イライラとあくせく働いている若手人が聞いたら
すこぶる勇気づけられる話です。

しかしそれだけではありません。
アンパンマンは、やなせ先生の戦争体験から生まれたものなのです。

やなせ先生は、1941年、21歳で徴兵され約5年間、戦争を経験されました。
やなせ先生の弟さんは戦争で海軍に志願し、日の丸特攻隊としてその生涯を終えたそうです。

先生の戦争体験より

「どんなにつらいことがあっても、一晩寝ればだいたいなんとかなります。


 ところが空腹というのは、我慢できないんですね。


 そんな体験から、一番大事なのは まず食べられることだと思ったんです」


そして戦争が終わり、日本に帰還したやなせ先生が生み出した アンパンマン

アンパンマンの生い立ちについて
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戦争を経験された先生は、空腹の苦しさを知っていました。

だから

「悪と戦うのもかっこいいが、

 本当のヒーローならまず飢餓にある子どもたちを救うべきだ」

 と考え、空腹から子どもたちを救うアンパンマンを考え付きました。



「そこに飢えて苦しんでいる人がいれば、その人を助ける。

 それが本当の正義の味方なんです。

 たとえば山で遭難している人、あるいは地震で動けなくなっている人を助けるには、どうしたらいいか。

 100万円あげたって、流行の服をあげたって、救うことはできません。

 ほしいのは、一切れのパンなんです。

 だから、一切れのパンをあげる人が 正義の味方なんだ、そう思ったんです」



「アンパンマン」に隠された秘密とは? より


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原作のアンパンマンは、


決してかっこいいヒーローではありません。 


みすぼらしい汚れた服を着て、


夕日に紛れてそうっとやってきて、


顔を食べさせた後は 恥ずかしそうにそうっと帰っていきます。



ヒーローは奇麗事だけじゃないのです。


また、顔を分け与えるのは


「正義というのは犠牲なくしては実行できないということを表現した」のだそうです




何のために生まれて何をして生きるのか~

ヒーローはみんなを守るのが当然の使命だ、と私たちは思いがちですが、

ヒーローにも心はあります。

アンパンマンは自分のアイデンティティについて迷い、考えたり、喜んだり悲しくなったり、

まるで私たちと同じように感情を持っています。



「一見強そうな人だって、迷いがないわけじゃないんだ、みんな心があるんだよ」





アンパンマンは武器も特殊能力も持ちません。

顔が濡れるだけで力が出なくなる情けないヒーローです。

ですが、その弱さこそ彼がヒーローたるゆえんです。

愛と勇気「だけ」しか持たなくても、みんなのために頑張っているから、ヒーローなのです。



ちなみに初期は、顔を全部食べてもらってようやく新しい顔ができる設定でしたが、PTAからクレームが
来て、現在のようにちょっとかじられただけでも交換してもらえるようになりました。




やなせたかし先生が「アンパンマン」に込めた哲学がすごすぎる! より


○アンパンマンに込められた想い

自分はまったく傷つかないままで、正義を行うことは非常に難しい。


正しいことをする場合、必ず報いられるかというと、そんなことはなくて、


逆に傷ついてしまうこともあるんです。



ぼくらも非常に弱い。強い人間じゃない。

でも、なにかのときには、やっぱりやってしまう。

ヒーローというのは、そういうものだと思います。

困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、

立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。


絶対的な正義なのです。


なんのために生まれて何をして生きるのか

これはアンパンマンのテーマソングであり、ぼくの人生のテーマソングである。

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○やなせ先生の被災者の方へのメッセージ

生きていることが大切なんです。

今日まで生きてこられたなら、

少しくらいつらくても明日もまた生きられる。

そうやっているうちに次が開けてくるのです。

今回の震災も永遠に続くことはありません。


アンパンマンは“世界最弱”のヒーロー。

ちょっと汚れたり、雨にぬれただけでも、ジャムおじさんに助けを求める。

でも、いざというときには、自分の顔をちぎって食べてもらう。そして戦います。

それは私たちも同じ。

みんな弱いけれど、そうせずにはいられないときもあるのです。

そして、子どもたちへ。

こんな大きな地震は初めての体験だろうし、すごく怖がっていると聞いています。

でも、とにかく元気でくじけないで。きっとアンパンマンが助けに行くからね。




○やなせ先生の人生観

アンパンマンのテーマソングは

「なんのために生まれて、なんのために生きるのか」というのですが、

実はぼくはずいぶん長い間、

自分がなんのために生まれたのかよくわからなくて、

闇夜の迷路をさまよっていました。

もっと若い時に世に出たかった。

ただし遅く出てきた人というのは、いきなりはダメにならない。

こんなことしてていいのかと思っていたことが、今みんな役に立ってる。

無駄なことは一つもないですね。

ぼくら夫婦には子供がなかった。妻は病床にアンパンマンのタオルを積みあげて、

看護婦さんや見舞い客に配っていた。

アンパンマンがぼくらの子供だ。



人生の楽しみの中で最高のものは、やはり人を喜ばせることでしょう




随処(ずいしょ)に主となれば  立処(たつところ)皆真なり

「随処(ずいしょ)に主となれば  立処(たつところ)皆真なり」

臨済宗の開祖 臨済義玄禅師のことば

いつでも、どこにあっても、どんな場合でも
自分の置かれた場所や状況の中で、主体性をもって努め励んでいくならば
まことの境涯となって自在の働きが出来るというものです


随処に主となる--これは、なんでも自分が主役になるといういう意味ではないです
またいつでも、どこでも 随所に主となる ことは容易ではありません。
真実の自己という土台がしっかりしていないと、
外からのちょっとした影響ですぐ振り回されてしまい、心がブレてしまいます。

お釈迦様の説かれた
法句経:
「おのれこそおのれ自身の主(あるじ)である。おのれこそ自身の拠りどころである。
おのれがよく制御されたならば、人は得がたき主を得る」

またお釈迦様は最後の説法として
「自灯明 法灯明」 を説かれました

他により所を求めず、
自らを灯明とし、法を灯明として自身の中に真実の自己を見いだす



たったひとりしかない自分を・・・

劇作家、小説家、 山本有三氏 「路傍の石」より

貧しさの故に中学校に行かせてもらえないことに自暴自棄になった(主人公)吾一は
車の来る鉄橋にぶら下がって死にかける。
担任の次野先生が言った言葉。


「吾一というのは、我は一人なり、我は此の世に一人しかいないという意味なんだ、愛川吾一というものは此の広い世界に たった一人しかいないのだ、一生ってものは一度しかないんだぜ、人生は死ぬことじゃない。生きることだ、自分自身 を生かさなくってはいけない。


たったひとりしかない自分を、

たった一度しかない一生を、

本当に生かさなかったら、

人間、生まれてきた甲斐がないじゃないか
」。


「いいかこの言葉を忘れるんじゃないぞ」


就活中の21%「死にたい」大学生ら対象の調査

ライフリンクより
(転送歓迎)

1.平成25年度下半期「ライフリンク学生インターン」説明会を開催

約半年ぶりとなりますが、ライフリンクの学生インターンの説明会を10月30日(水)、11月3日(日)に開催します。上半期のメンバーは、日常的な事務作業の補助や、「就職活動に関する意識調査」のメンバーとしても活躍してくれました。下半期のみなさんにも日常的な作業からイベントの運営までを担っていただきたいと思っていますので、興味のある方はぜひご参加ください。

▼開催日時
1)10月30日(水)19:00~20:30(18:45受付開始)
2)11月 3日(日)17:30~19:00(17:15受付開始)

▼場所
ライフリンク事務所(飯田橋駅徒歩7分)
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-8-5 多幸ビル九段5階
http://www.lifelink.or.jp/hp/bureau.html#office

▼対象
自殺対策(生きる支援)、ライフリンクの活動に関心があり、「自分も何かできれば」という意欲のある大学生、大学院生

▼申込み
参加を希望される方は、下記フォーマットに記入の上、各開催日の3日前までにお申込みください。件名は、「【申込】○/○学生インターン説明会」としてください。※○には参加希望の日を入れてください。
-----------------------------------------------------------------
ここからメールを切り取り、必要事項をご記入の上、
info@lifelink.or.jp に送信してください。
-----------------------------------------------------------------
「ライフリンク学生インターン説明会」への参加を希望します。
1.お名前(ふりがな) :
2.学部・学年     :
3.連絡先電話番号   :
4.参加希望日    :
-----------------------------------------------------------------
(ここまで)


◇◇◇
2.メディア掲載・出演情報

「就職活動に関する意識調査」に関して追加の報道がありましたので、ご紹介します。

・朝日新聞デジタル”&”「『生きづらさ』抱える人々に突破口を」
世田谷区の保坂展人区長の連載「太陽のまちから」にも、就活調査の結果が取り上げられました。
http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201310220054.html

・産経新聞 「就活中の21%「死にたい」大学生ら対象の調査」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131019/trd13101900030000-n1.htm

・The Japan Times "Job hunt stressing students, making them suicidal: poll"
http://www.japantimes.co.jp/news/2013/10/18/national/job-hunt-stressing-students-making-them-suicidal-poll/#.UmSJJ1DIaFU

・財経新聞 「採用に企業の『二枚舌』禁止をNPOが指摘」
http://www.zaikei.co.jp/article/20131020/157754.html



◇◇◇
3.近日中の講演予定

■福岡県 こころの健康づくり大会
清水代表が、「地域の『つながり』が命を守る」と題して講演します
日時:11月2日(土)12:30~16:00
場所:早良市民センター(福岡市早良区百道2-2-1)
申し込み:氏名、団体、電話番号を明記の上、FAXで「福岡県健康増進課こころの健康づくり推進室(FAX:092-643-3271)」まで申し込む。当日参加も可能。
問い合わせ先:こころの健康づくり推進室(TEL:092-643-3265)
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/b01/kokoronokenko.html

■早稲田祭トークイベント「JISATSU NO OWARI(ジサツノオワリ)」
清水代表が、他2名のゲストとともに登壇します
日時:11月3日(日)15:00~
場所:早稲田大学14号館 501教室(新宿区西早稲田1-6-1)
https://twitter.com/qoonwaseda

■講演会「『もういちど生きていこう』と思える社会づくり」
清水代表が、「自殺予防の先進的取り組み 足立区の事例から」と題して講演します
日時:11月4日(月・祝)13:20~16:50
場所:山梨県立大学 飯田キャンパス講堂(山梨県甲府市飯田5-11-1)
問い合わせ先:甲斐の杜法律事務所(TEL:055-235-9880)
※問い合わせの際は、「自殺予防ネットワーク山梨の記念講演について」とお伝えください。

■これからのくらし仕事支援室講演会
清水代表が、「自殺白書から見える日本の現状と伴走型支援ができること」と題して基調講演し、パネルディスカッションのコメンテーターを務めます
日時:11月9日(土)14:00~16:30
場所:岩手県水産会館 5階大会議室 (盛岡市内丸16-1 5階)
申し込み・問い合わせ先:これからのくらし仕事支援室
※11月5日〆切。先着順
・郵便:〒020-0024 盛岡市菜園 1-12-18 盛岡菜園センタービル 5 階
・TEL:019-626-1215
・FAX:019-625-1545
・E-mail:info@korekura.jp
http://korekura.jp/news/news20131003.html

■朗読劇「兄のランドセル―いのちの政治家 山本孝史物語―」
清水代表が、本人役で出演します
日時:11月16日(土)14:00~
場所:能代市文化会館 大ホール(秋田県能代市追分町4-26)
入場料:前売2千円(当日2500円)
※能代市文化会館、能代市役所売店、一長堂書店、大丸不動産で販売
http://www.ytakashi.net/

■「生き心地のよい地域社会」をめざしてin新発田
清水代表が、講演します。
日時:11月17日(日)13:00~16:00
場所:新発田市交流センター屋内広場(新潟県新発田市中央町3-13-3)
参加無料、当日参加も可能。
申し込み:名前、所属(関係機関の方のみ)を明記し、11月8日まで下記まで申し込む。
 ・TEL:0254-26-8388(平日9:00~17:00)
 ・FAX:0254-26-0556
 ・E-MAIL:rengokkc@io.ocn.ne.jp(件名は「講演会申込」としてください)
問い合わせ先:下越地区労働者福祉協議会内 実行委員会事務局(TEL:0254-26-8388)
http://www.pref.niigata.lg.jp/shougaifukushi/1356764265837.html

■第50回佐賀県精神保健福祉大会・第43回唐津地区精神保健福祉大会
清水代表が、特別講演に登壇します
日時:11月18日(月)14:30~16:00
場所:唐津市相知交流文化センター(佐賀県唐津市相知町中山3600-8)
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1019/ki-kikan-jimusyo/karatsu.html

■愛媛県地域自殺対策緊急強化委託事業
清水代表が、「自殺対策最前線~地域で考える生き心地の良い社会~」と題して講演します
日時:11月23日(土・祝)13:30~16:30
場所:松山市総合福祉センター5階中会議室(松山市若草町8-2)
無料、定員100人(先着順)。※要事前申し込み
申し込み:氏名、性別、年齢、住所、電話番号、職業、自殺予防活動への取り組みを明記の上、11月20日までに「松山自殺防止センター」宛てに申し込む。
・FAX:089-941-1890
・E-mail:mspc@samba.ocn.ne.jp
問い合わせ先:NPO法人松山自殺防止センター(TEL:089-941-1890)
http://www.spc-matsuyama.com/

■さいたまチャイルドライン公開講座
清水代表が、「生きづらさを抱えた若者たち~誰もが生きられる社会の実現を目指して」と題して講演します
日時:11月24(日)13:30~
場所:朝霞市産業文化センター2階研修室(埼玉県朝霞市浜崎669-1)
参加費:1000円
問い合わせ先:NPO法人 さいたまチャイルドライン事務局(TEL:048-486-7171)
http://saitama-cl.com/blog/

近年増え続ける 就職活動の失敗による自殺 ライフリンクより

ライフリンクより

これまでに配信された【LL News】はこちらで見られます
http://blogs.yahoo.co.jp/lifelink_2010/

◆◆◆
(転送歓迎)

1.就活開始後に希死念慮2割/「就職活動に関する意識調査」結果を公表

就職活動中の学生の2割が、「就活開始後に、『本気で死にたい・消えたい』と思ったことがある」――。

近年増え続ける就職活動の失敗による自殺。その背景に迫ろうと、ライフリンクと有志の学生インターンが協力し実施した「就職活動に関する意識調査」の結果について、18日に公表しました。
3月に報告会を開催した第1回目の調査に続き、就職活動が進み、その進捗に変化が現れる6~7月に心情や考え方の変化を尋ねたものです。
122人の就活中の大学生、大学院生を対象に調査したところ、希死念慮を抱いたことがある学生が21%もいるという、深刻な実状が明らかになりました。
希死念慮については、調査をした時点で就活を継続している学生では32.6%となっており、就職活動の進捗状況が影響を及ぼしている様子も見られました。
また、就職活動について納得のできないことがあると答えた学生は70%で、学生の間で「学歴フィルター」と呼ばれる学歴によるふるい分けや、選考結果さえ通知しない「サイレント」、または選考活動開始前の「セミナー」と偽った面接の実施など、企業の不誠実な態度に対する不満が多く上げられました。

これらの実態を踏まえ、ライフリンクからは、採用活動における企業の「二枚舌」を禁止すること、「働くことについて考える機会」を小中学校・高校で段階的に設けること、就活生が相談しやすい環境を作ること、の3点を対策として提言しています。

非正規雇用の拡大、新卒採用率の低迷など、若者にとっての労働市場が悪化する中、ライフリンクは、就職活動は単に就職活動生だけの問題ではなく、学生を社会に迎え入れる「大人(=企業、社会)」の問題であると考えています。
この調査の結果が、いち早く企業の採用活動や学生を支える支援機関の対応に取り入れられ、状況が改善されるよう、強く求めています。

▼調査の結果は、ライフリンクのホームページに掲載しています。ぜひご覧ください。
http://www.lifelink.or.jp/hp/0330_shukatsu_2013_.html

▼調査の結果はさまざまなメディアでも取り上げられました。

・毎日新聞 10月19日朝刊 「就活中『死にたいと考えた』2割/調査のNPO『相談環境作りを』」
http://mainichi.jp/select/news/20131019k0000m040077000c.html

・東京新聞 10月19日朝刊「就職失敗で自殺急増/対策NPO 相談体制の充実を」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013101902000112.html

・TBS News23など「本気で死にたい」就活学生の2割が回答
http://news.tbs.co.jp/20131018/newseye/tbs_newseye2033477.html

・共同通信「就活中の21%『死にたい』 大学生ら対象の調査」
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101801001896.html

・時事通信「就活中の学生2割「自殺考えた」/大学は相談体制の整備を NPO調査」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013101800896

・日本経済新聞 10月19日朝刊「プレッシャー 就活生敏感に/NPO調査 7割不満」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG18047_Y3A011C1CR8000/

・NHK視点・論点「"就活自殺"の背景に迫る」(9月10日放送)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/167020.html


◇◇◇
2.近日中の講演予定

■ロ・ステゥディオーロ イタリア語文化教室主催講演「自殺」
※清水代表がパネリストとして登壇します
日時:10月20日(日)18:00~
場所:武蔵野商工会議所(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7市立武蔵野商工会館6階)
問い合わせ先:ロ・ステゥディオーロ イタリア語文化教室 アンジェロさん(TEL:0422-20-9277)
http://www.geocities.jp/angelo_de_rosa/

■福岡県 こころの健康づくり大会
清水代表が、「地域の『つながり』が命を守る」と題して講演します
日時:11月2日(土)12:30~16:00
場所:早良市民センター(福岡市早良区百道2-2-1)
申し込み:氏名、団体、電話番号を明記の上、FAXで「福岡県健康増進課こころの健康づくり推進室(FAX:092-643-3271)」まで申し込む。当日参加も可能。
問い合わせ先:こころの健康づくり推進室(TEL:092-643-3265)
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/b01/kokoronokenko.html

■早稲田祭トークイベント「JISATSU NO OWARI(ジサツノオワリ)」
清水代表が他2名のゲストとともに登壇します
日時:11月3日(日)15:00~
場所:早稲田大学14号館 501教室(新宿区西早稲田1-6-1)
https://twitter.com/qoonwaseda

■講演会「『もういちど生きていこう』と思える社会づくり」
清水代表が、「自殺予防の先進的取り組み 足立区の事例から」と題して講演します
日時:11月4日(月・祝)13:20~16:50
場所:山梨県立大学 飯田キャンパス講堂(山梨県甲府市飯田5-11-1)
問い合わせ先:甲斐の杜法律事務所(TEL:055-235-9880)
※お問い合わせの際は、「自殺予防ネットワーク山梨の記念講演について」とお伝えください。

■これからのくらし仕事支援室講演会
清水代表が、「自殺白書から見える日本の現状と伴走型支援ができること」と題して基調講演し、パネルディスカッションのコメンテーターを務めます
日時:11月9日(土)14:00~16:30
場所:岩手県水産会館 5階大会議室 (盛岡市内丸16-1 5階)
申し込み・問い合わせ先:これからのくらし仕事支援室
※11月5日〆切。先着順
・郵便:〒020-0024 盛岡市菜園 1-12-18 盛岡菜園センタービル 5 階
・TEL:019-626-1215
・FAX:019-625-1545
・E-mail:info@korekura.jp
http://korekura.jp/news/news20131003.html



リンリンはわたしの骨であり、髄であり、焼いても残る霊性


『念ずれば花ひらく』
坂村真民さん



抜粋

リンリン

新村出編の『広辞苑』をひらくと、

一 粼粼
  川の清水が石に激するさま

二 凛凛
  寒さの身にしむさま
  端正にして犯すべからざるさま
  勢のりりしいさま

三 磷磷
  石の間を清水が流れるさま
  玉または石のかがやくさま

四 りんりん
  虫の鳴声
  鈴の響くさま
  湯の沸いて鉄瓶のひびく音
  歌う声のよいさま


わたしが言おうとするリンリンは第二番目の凛凛にあたろうか。
わたしはリンリンが好きなのである。これはわたしの本性かも知れない。だからわたしはこの物差しに当てて、わたしの好き嫌いをきめたりする。

わたしはリンリンと鳴り響いているものが好きである。だから第一の粼粼も、第三の磷磷も第四のりんりんも好きなのである。

わたしはリンリンたる人をさがし求めてきた。そしてその人にこのリンリンが消えると、わたしは遠ざかっていった。これがわたししの遍歴であり、求道であった。
生きている人はこのリンリンが出たり消えたりする。人間というものは妙なもので、病気になったり、逆境になったりすると、これがあらわれる。ところが病気が治り、少し立身したり出世したり、生活が豊かになったりすると、なくなる。雲水のときリンリンたる人が、寺を持ったりすると、それが消えてしまう。そういうことを見続けてきたわたしは、できるだけ身を低きにおくおとに努めてきた。周囲の者はどんどん上にのぼってゆくが、わたしはいつまでも同じ処にいる。
先生はまだ詩を書いているのですか、と面と向かって言う、かつての生徒たちもいた。
詩をつくるより田を作れ、と一ぱい飲んでいう教員もあった。
詩というものは敗残者の文学であるかも知れない。そうした屈辱に堪えかねて、屈原はべきらに身を投じたのかもしれない。

リンリンはわたしの骨であり、髄であり、焼いても残る霊性なのである。わたしはこのリンリンを喪失して生きている者を、あわれと思う。彼らはもう人間の目をせず、人間の声を出さず、人間の耳を持たない。そしてわたしとは無縁である。
こうしたこの世のなげきをどうすることもできず、わたしは草や木と親しくなり、山や川や海や石と話をしてきた。また現世にて結ばれないこのリンリンを、過去の歴史の人に求めてきた。

この軽さ、この涼しさは、どこからくるか 『念ずれば花ひらく』より


『念ずれば花ひらく』
坂村真民さん



抜粋

わたしが伊勢にある神道の学校を出ながら、仏教の世界に入り、それも一宗派の信者信仰家にならなかったのも、わたしの体質からであろう。こういうわたしの体質は、父からきているのか、母からきているのか、それともわたし自身が得たものであるか、はっきりわからないが、ともかくわたしの体はすべてを受け入れる特殊なものを持っている。

真実の自己を求めて――一遍との出会い

わたしが一遍を知り、一遍に近づき、一遍をわが先達とまで仰ぐようになったとき、いったいわたしは一遍のどこに、何に、こうまで心ひかれるのであろうかと、思いを深め、自らに問うのであるが、いつもきこえてくるのは、この何ともいえぬ、「涼しさ」なのであった。
これは、法然にもなく、親鸞にもなく、道元にもなく、日蓮にもなく、一遍独自の風光であり、人がらであり、念仏である。

中略

しんみんよ
お前は一遍のどこにひかれて、そんなにも彼のあとを追わんとするのであるか。
そう問いかけるとき、いつも五体に感ずるのが、この涼しさなのである。だからわたしに言わせたら、一遍のすべてが、この涼しさである、といってもよいのである。
わたしはこのような祖師を、他に求めようとするのであるが、みなその風は重いのである。多くの人は、その重さに心ひかれるのであろうが、わたしが芭蕉を恋い、彼のあとを追わんとするのも、あの晩年の軽さにある。
では、この軽さ、この涼しさは、どこからくるか。それはみな旅からきている。遍歴からきている。

思うに涼しさは印度のものではない。また中国のものでもない。あくまで日本のものであり、更に言うならば、四国のものなのである。一遍はその四国なのかで一番よい瀬戸内の海のほとりに生まれたのである。だからどの祖師よりもこの涼しさを、生得的に持っているのである。
一遍の遍歴は全国に及んでいる。しかも彼は山河草木と念仏している。ここらが他の祖師たちと全くちがうところで、わたしが彼を祖師中第一の詩人として恋い慕うゆえんである。


身につきて燃ゆる思ひの消えましや
涼しき風の煽(あふ)がざりせば

もう何も言うことはない。仏法とは涼しき風なのである。



捨てた者の世界は広い  念ずれば花ひらく~

『念ずれば花ひらく』
坂村真民さん


一遍について

抜粋

「念仏の行者は智慧をも愚痴をも捨て、善悪の境界をもすて、貴賤高下の道理をも捨て、地獄をおそるる心をもすて、極楽を願ふ心をも捨て、また諸宗の悟りをも捨て、一切の事を捨てて申す念仏こそ、弥陀超世の本願にもっともかなひ候へ」

中略

一遍には寺院の重さもない。著作の重さもない。金襴の重さもない。

  身をすつるすつる心をすてつれば
  おもひなき世にすみぞめの袖

すみぞめの衣一枚を風になびかせながら、彼はひょうひょうと歩いてゆく。おしや、つんぼや、非人乞食の群れが、彼のあとをついて行く。

春は花が散りかかり、秋は紅葉が散りかかる。
とんがり頭の彼の姿は、群鶏の中の一鶴のように、遠くからでもはっきりとわかる。
空也は市聖(いちひじり)
一遍は捨聖(すてひじり)
捨てた者の世界は広い。
一遍の広さは、他の祖師たちとくらべものにならぬ。そこにわたしは心ひかれる。束縛されるものがないので、実に明るい。
雲はどこで湧き
どこで消えるか
それは雲自身も知らない
無礙無心こそ
雲のすがたであり
雲のいのちである
そこに一遍独自の世界があった。
弘安十年の春のことである。

-------------------------------------------------------------------

一遍の歌

  をのづから相あふ時もわかれても
  ひとりはいつもひとりなりけり



  生ぜしもひとりなり
  死するも独なり
  されば人と共に住するも独なり
  そひはつべき人なき故なり

独りに徹したとき、人はもう一つの世界を知るであろう。
「孤独独一」こそ一遍の一遍たるところである。


わたしは毎暁大地に立って、暁天の霊気を吸い、風の音を聞き、星の光に触れ、木々のささやきを耳にし、飛びゆく鳥の声に和し、願文をとなえるのであるが、一遍もまたこのようなあけくれを、旅から旅へと続けていったであろう。遍歴遊行のきびしさを、わたしはいつも一遍の立像に見る。破れ衣にはだしのあの姿は、世尊の糞雑衣(ふんぞうえ)を思い出させる。まことの出家者は、かくあるべきである。


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